時々、子育て中のお母さんのための整体講座で講師をさせていただくことがあります。
井本整体の子育てポイントはいろいろとありまして、正直私自身は実践しきれなかった事はあるのですが、実践したものは本当にやって良かったと思うものばかりです。
毎回、自分の経験からも大事だと思った点にしぼってお話しします。
○子供の「健康」を読む方法
○子供の免疫力や自然治癒力を育てるために外せないこと
○お母さん自身が自分の身体と1日5分向き合って体操や呼吸法で緩めてあげるだけで、1日の残りの時間の質が変わってくること
皆さん、とっても熱心に聞いてくださり、質問してくださいます。
でも、お母さん向けの講座での一番の興味と反発を呼び起こすのは、いつも食べ物の話です。
かなり早いうちから果汁など母乳以外のものをあげはじめる。3歳までは動物性タンパク質を中心に。というのが井本整体の考え方。
というのは、食べ物への興味は他の物や人への興味に繋がっていくし、3歳までの栄養がそれからの人生の体力の基礎を作る、からです。
体力というのは、単にたくさん動けるとか力持ち、ということではなく、病気になった時に自分で楽に回復する力、ストレスがかかってもしなやかに順応する力、集中力、持久力、全部含めた全体的な生き抜く力みたいなものです。
その基礎を作るのだから大事、なんだけど、やっぱり離乳食のセオリーとかなり違うので戸惑うようです。やってみたい、けど、ちょっと怖いからもっと詳しく教えて、というママ達が多いです。
でも、あまり頭で考えずに赤ちゃんが好んで食べるものをあげていると、自然と動物性タンパク質が多くなっていくと思います。